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横浜F・マリノス

横浜F・マリノス 2017シーズンポジション別展望 セグンダ・ボランチ編

2017/01/30

第6弾はセグンダ・ボランチ編。

※選手一覧はこちら

顔ぶれ

セグンダ・ボランチに分類すべきは天野と扇原か。
アジアチャレンジでこのポジションで起用され、まずまずの出来だった中島を含めるかは悩んだが、より前の方が活きると個人的に感じたので、あえてこちらからは外させてもらった。
逆にアジアチャレンジでトップ下起用された天野は、天皇杯のようにセグンダ・ボランチの方が活きると感じたのでこちらに加えた。
他では吉尾がユースでこのポジションを担い、現在練習生として参加していて獲得が噂されているバブンスキーも対応可能だろう。
吉尾に関しては、天野のように左SH〜トップ下〜セグンダ・ボランチと辿らせるのではないかと予想している。

天野と扇原はプロ入りの時期は異なるが同級生の25歳。
経験と実績はいち早くプロの世界に入り、セレッソ大阪のレギュラーとして試合出場を重ね、ロンドン五輪代表とフル代表にも選ばれた扇原が上を行く。

2人の印象は以下の通り。
天野は積極的にボールに関与しながらピッチを縦横無尽に動きまわり、味方を動かし自分も動くことでリズムを作る選手。
また、もともと2列目の選手だったので、自ら反転して前を向いたり、ドリブル突破することで局面を打開できる。
線が細いので守備面の不安があったが、天皇杯のプレーを見る限り球際で戦える選手になっていたので問題ない。
扇原はピッチ中央で長短織り交ぜたパスを繰り出してゲームメイクするタイプだというイメージを持っていたが、アジアチャレンジを見る限り、それ以上にもっと幅広くプレーすることができる選手だと感じた。
特にパスの受け手として、ペナルティエリア内のいい位置にタイミング良く走りこむことができていたのは好印象。
守備はダメと評されているのをよく見掛けたが、個人的にそこまで悪いとは感じず、パスカットのセンスは良さそうに見えた。
2人の共通点は、精度の高い左足でミドルシュートを狙え、プレースキッカーも任せられるということ。

※2017/1/30追記※
ダビド・バブンスキーの加入が内定。
モンバエルツ監督が主にどのポジションを任せるかはわからないが、このポジションの層も厚くなった。

レギュラー争い

昨年の天皇杯でこのポジションを任せられてMVP級の活躍を見せた成長著しい天野と、経験と実績十分な即戦力として迎えられた扇原の一騎打ち。

両者は年齢や精度の高い左足をもつレフティという共通点が多いが、必ずしも同じタイプとは言えない。
例えば、天野は扇原に比べてプレスを自らのドリブルやターンでかいくぐり能力に長けているし、扇原は天野に比べてロングパスの精度やタイミングに長けていると思う。
もちろんどちらが良い悪いという問題ではないので、このまま互いの持ち味に磨きを掛けてくれれば良い。

そして、この2人のレギュラー争いの予想はとても難しい。
アジアチャレンジで天野がセグンダ・ボランチでプレーしてくれればある程度感じられるものがあったかもしれないが、残念ながらトップ下の45分しかプレーしなかった。
ただ、全体的にスペースに出ていける選手が増えたことを考えると、それをより活かせる扇原の方がベターだと思うので、ここでは扇原を推したい。

今季のマリノスでは、このポジションの選手がいかに効果的なパスを前方に出せるかが攻撃の鍵となるので、天野と扇原にはハイレベルな競争をして刺激しあってもらいたい。

期待する選手

扇原を挙げる。

扇原は細身ではあるが日本人ボランチとしては大型であり、さらにパスセンスのあるレフティでもあるという非常に希少価値の高い選手。
近年はやや伸び悩んでいる感はあるが、新しい環境になってまた成長するということは珍しいことではない。

「ピッチ横幅を広く使い、機を見て一気に加速して得点を奪う」という、これからマリノスが目指すサッカーにはうってつけの人材だと思うので、大きく飛躍してくれることを期待している。
アジアチャレンジでパスの良さは見れたので、今後の試合ではミドルシュートの方もバシバシ狙って欲しいところ。

また、得点を奪いに行くオプションとして、扇原をCBに下げロングパスを配給させるパターンはぜひ試してもらいたい。

前回までのリンク

第1弾 ゴールキーパー編はこちら
第2弾 センターバック編はこちら
第3弾 右サイドバック編はこちら
第4弾 左サイドバック編はこちら
第5弾 プリメイロ・ボランチ編はこちら

-横浜F・マリノス