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横浜F・マリノス

横浜F・マリノス 2017シーズンポジション別展望 トップ下編

第9弾はトップ下編。

※選手一覧はこちら

顔ぶれ

トップ下をメインとするのは仲川と中島、そして先日正式に加入が内定したバブンスキーか。
ただし、いずれの選手も他のポジションにまわる可能性があり、逆に天野・前田あたりがこのポジションにまわってくることもあるだろう。
また、ウーゴ・ヴィエイラや伊藤が入り、より純粋な2トップとするオプションも十分考えられる。

年齢は上から24歳(仲川)・22歳(バブンスキー)・20歳(中島)で、成長盛りな世代が揃っている。
経験と実績でみると、いずれの選手も試合出場数は余り多くはないが、バルサのカンテラ出身で10代の頃からマケドニア代表に選ばれているバブンスキーが一歩先んじているだろう。

3人の印象は以下の通り。
仲川は加速力と敏捷性を活かした飛び出しで積極的に相手の裏を狙い、フィニッシュシーンに絡める選手。相手の懐に上手く入り込み、小回りの良さでボールをキープすることもできる。しかし、体格的に恵まれてはいないので、動き出しで先手を取れないとなかなか持ち味を発揮できなくなってしまう。
バブンスキーは実際のプレーをまだ観たことはなく、各種ネット動画を見て感じた印象になるが、バルサのカンテラ出身らしく、スキルフルでパスワークが巧みな選手。味方が動き出しを怠らなければしっかりパスを供給し、自分でも前に運ぶこともできる。ただ、その持ち味をJの舞台で存分に発揮できるかはまだ未知数。
中島は視野の広さと、様々なプレーやポジションをこなせる器用さを備える選手という印象。昨年までは自信なさげにプレーしているように見えたが、アジアチャレンジでは見違えるように積極性や意欲が感じられ、得点とアシストという結果も残した。恵まれた体格も持ちあわせているので、それを活かした力強さを出せるようになると、より面白い存在になるかもしれない。

レギュラー争い

近年、マリノスのトップ下は負傷さえなければジュビロに移籍した中村がレギュラーとして起用され、どうみても中村とは噛み合わないサッカーを志向するモンバエルツ監督が就任しても、それはほとんど変わらなかった。
影響力の大きさを懸念してのことだったのであろうが、中途半端に中村をトップ下に残した結果、内容も結果もチグハグな2年になってしまったのだと思う。
モンバエルツ監督が本来求める「トップ下」像は、就任間もない頃のトップ下三門や天皇杯での前田がそのイメージに近いはず。

「前線を幅広く動き、周りの選手と絡み連動を生み出す潤滑油となり、フィニッシュにも関わる」これからのマリノスのトップ下。
レギュラー争いは仲川・バブンスキー・中島・天野・前田が中心となり、現時点で飛び抜けた有力候補はいないとだろう。
資質的にはバブンスキーがもっとも相応しいと感じるが、先にも書いたようにJリーグではまだ未知数であり、選手間の相性もまだわからない。
幸い全員他のポジションでも起用できる選手たちなので、おそらく当分の間はそれぞれにチャンスを与え、競争による成長を促していくのであろうが、ここでは不確定要素を無視して、バブンスキーが最有力とひとまず予想しておく。

それぞれ異なる武器をもつ選手たちがポジションを争い、その競争によってどういった成長をみせ、チームにどう還元してくれるか楽しみにしている。

期待する選手

バブンスキーを挙げる。

バブンスキーは動画を見ただけでも間違いなく上手いと言えるが、その上手さをあまり結果に繋げることが出来ていないのだろう。
そういった選手はプロサッカーの世界では珍しくなく、そのまま寂しいキャリアを送って消えていく選手は決して少なくない。
ただ逆に、環境を変えたりちょっとしたきっかけで結果も伴うようになり、ステップアップしていく選手も少なくない。
バブンスキーにはぜひ後者となって、マリノスの攻撃をリードする選手になって欲しい。

話は逸れるが、アジアチャレンジで素晴らしいプレーを見せてくれたユース山田君には、昇格はもちろん、チャンスがあれば2種登録としてトップチーム起用も期待している。

前回までのリンク

第1弾 ゴールキーパー編はこちら
第2弾 センターバック編はこちら
第3弾 右サイドバック編はこちら
第4弾 左サイドバック編はこちら
第5弾 プリメイロ・ボランチ編はこちら
第6弾 セグンダ・ボランチ編はこちら
第7弾 右サイドハーフ編はこちら
第8弾 左サイドハーフ編はこちら

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